犬のアトピー110番●犬のアトピー性皮膚炎について

vol.1:食事療法食ってなんだろう?

アトピー性皮膚炎のワンちゃんに適した食事として動物病院で処方される「食事療法食」がありますが、この「食事療法食」とはいったいどんなものなのでしょうか?

私たちが病気になってしまったとき、食事に気をつけるようにお医者さんから言われることがあります。 例えば、心臓病のときに塩分を控えたり、腎臓病の時にタンパク質を控えたり、肝臓病の時にお酒を控えたりというものです。 また、食物アレルギーがある場合にはその原因となる食べ物を食べないように指導されることもあります。

じつは、犬や猫でも考え方は同じなのです。
つまり、犬や猫でも人と同様に、病気のときに崩れている栄養バランスを補いながら、病気からの回復に必要な栄養素を過不足無くとるための食事が推奨され、そのような食事を「食事療法食」というのです。

栄養バランスがどのように崩れているか、回復のためにどのような栄養素が必要か、などは病気によって違います。ですから、食事療法食も病気によって違うのです。心臓病には心臓病用の、腎臓病には腎臓病用の食事があるのはそのためです。

アトピーのときに推奨される食事内容としては、アレルゲンになりにくい原材料を使用していること、皮膚のバリア機能を維持するために必要な栄養素が十分含まれていること、炎症が悪化しにくい原材料を使用していること、などがあげられます。

  学術監修:長谷川篤彦先生(日本大学獣医臨床病理学教授)
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